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品質・歩留まり・ 廃棄、３つのロスを削減
青果物は天候不順や自然環境に影響を受けやすく、豊作による価格の下落や、不作による品不足で生産者や実需者を悩ませています。マエカワの高湿度冷蔵用クーラー「スーパーフレッシュ」シリーズは、除湿を抑えることで高湿度を保ち、最適制御で庫内の温度ブレを少なくして青果物の乾燥や腐敗を防ぎます。これにより従来の冷蔵庫よりも長い品質保持が可能となるため、歩留まり向上や廃棄ロス削減が実現できます。マエカワではお客様との打ち合わせに始まり、課題の共有、貯蔵試験による効果の検証、課題を解決する最適なシステム設計とご提案、施工、メンテナンスを実施いたします。トータルでお任せください。
MYCOMスーパーフレッシュと
スーパーフレッシュZEROの施工イメージ
最適環境で貯蔵の悩みを解決
青果物は90%近くが水分であるため、保管中に萎（しお）れや腐敗が生じやすいという特徴があります。一般的なクーラーは冷却面と空気の温度差が大きく、冷却時には除湿が生じます。一方、乾燥を防ぐために加湿器を使えば、蒸発器に着霜してしまい冷却不良の原因となります。デフロストが頻繁に発生すれば庫内に温度ブレが生じ、野菜には悪影響です。青果物に適した設計の「スーパーフレッシュ」シリーズは、冷却面と空気の温度差を極少にすることで除湿を抑えて冷却します。加湿器を使うことなく高湿度を保つため、ノンデフロスト運転が可能です。MYCOMスーパーフレッシュは散水式蒸発器で吹出温度2℃以上、スーパーフレッシュZEROは散水機能のない新設計の蒸発器で吹出温度0℃域まで可能です。
左：サツマイモの長期貯蔵、右：キャベツの長期保存
旬の青果をいつでも楽しめる急速冷凍技術
好きな時に、簡単に使いたいという消費者の声による冷凍野菜や冷凍果物のニーズは高まっています。生産者にとっても、とれたての品質を維持したまま通年で農産物を供給できる手段として凍結技術は欠かせません。マエカワのIQFラインフリーザーは、バラ化凍結に最適な装置です。下面からの強力な風と、マエカワの独自技術である振動装置による物理的な力を組み合わせることで、バラ化と品質向上を両立させながらより急速に凍結することができます。エンドウ豆、ほうれん草、インゲン、ニンジン、ブルーベリーやイチゴ、マンゴー、パイナップル等多岐にわたる商材の凍結実績があり、最適な冷却システムを構築できます。また、自然冷媒に対応した高効率冷凍機と組み合わせることで、脱フロンと省エネルギーを実現しながらCO₂排出量の大幅削減に寄与します。
でん粉や砂糖類の乾燥・殺菌の加熱エネルギーを大幅削減
農産物を原料とするコンスターチやかたくり粉などのでん粉、砂糖類の製造工程では、製品の乾燥に大量の蒸気が使われています。この加熱にヒートポンプを用いることにより、乾燥炉等の蒸気の炊き減らしが可能になります。マエカワのノンフロン熱風ヒートポンプ「エコシロッコ」であれば120℃まで高温加熱ができます。また、120℃以上の場合も、現有の加熱器と併用することで吸気用の加熱エネルギーを大幅に削減することが可能です。
事例紹介・納入実績
Mayekawa
生産効率や工場の拡張性も考慮したフードプロセスエンジニアリング
生産効率、動線、衛生性など、食品工場の生産ラインのプランニングには様々な配慮が必要です。マエカワは多種多様な食品工場に機器や生産ラインを納入してきた実績を元に、熱と食品の関係を熟知した独自のエンジニアリング技術で、お客様の特徴に合わせた生産ラインをプランニングします。部分最適から全体最適まで、さらに工場の拡張性も考慮した提案も可能です。ラインの設計、製作、施工管理までを一括して提案します。
お客様の「やりたい」に
徹底的に応えるテストサポート
お客様の品質・運用の要望に応えるべく、マエカワはテストを通じて最適な機器設計をします。
凍結・冷却、解凍、長期保管、異物検出やパレタイジングなど各種ご用意しております。
Pickup products
