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食品の最高品質を保つ冷却システム
マエカワでは、常に新鮮でおいしい 魚、みずみずしい果物・野菜を世界中にお届けするために、冷凍運搬船や、漁船、官公庁船など様々な船に最適な装置を提供してきました。艙内の温度を均一に保つ制御を実現し、輸送する貨物ごとに求められる異なる温度管理に最新技術で対応しています。これまでに冷却プラントを納入した冷凍運搬船は400隻以上。近年、世界の冷凍運搬船の9割以上が日本の造船所で建造されていますが、その冷却プラントのほとんどをマエカワが手がけています。
各種ガスを安全に輸送する再液化技術
NH₃やエチレンのような低温液体を輸送する液化ガス運搬船には、貯蔵タンク外部からの自然入熱などにより発生するBOG（Boil Off Gas）を圧縮、冷却して再液化する装置が必要です。マエカワではレシプロコンプレッサー、スクリューコンプレッサーなどの豊富な機種ラインアップのなかからお客様のニーズに合わせた多種多様なガスの再液化に対応いたします。
環境に優しい次世代燃料への転換をサポート
近年、多くの船舶がLNG、アンモニア、水素といった、環境負荷が少ない次世代燃料への転換を進めています。それに伴い、従来の船舶にはなかったFGSS（Fuel Gas Supply System）の導入が求められるようになりました。マエカワでは陸上コンプレッサー市場で培った技術と船舶分野での多彩な経験で得た知見を融合しFGSSの核となるガスコンプレッサーを製作しています。お客様のニーズに合わせたユニットを設計・製造し、市場に提供の実績を重ねています。
写真提供：日本郵船株式会社（二次利用禁止）
船舶のあらゆる用途で活躍するN₂ジェネレーター
特殊な吸着材（Molecular Sieving Carbon,
MSC）により空気から酸素を取り除き、残りを窒素ガスとして利用する装置です。高効率、高耐久の吸着材を採用する事により、消費電力を抑え尚且つ海洋用途に必要な高い耐久性とコンパクトなデザインを実現しました。
従来のケミカルタンカーなどのイナートガス用途に加え、近年では次世代燃料船における燃料切替用イナートガス発生装置としても多く採用されております。
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