医薬・化粧品

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自然冷媒とヒートポンプで省エネルギー・脱炭素

GMP基準を遵守しなければならない医薬品や化粧品の製造では、適切な温度や湿度管理のために大量のエネルギーを消費しています。空調は気候変動による極端な気温上昇もあり、その負荷は増大するばかりです。また、エネルギー価格高騰によって電気代や重油使用量の削減は、大きな課題となっています。マエカワでは自然冷媒を用いた空調システムの提供や、温水や蒸気供給におけるヒートポンプ利用などを通じて医薬品・化粧品の製造工場の省エネルギー・脱炭素化をサポートいたします。

クリーンルーム空調の重油使用量を削減

年間を通じて一定の温度と湿度を維持しなければならないクリーンルームの空調は、冷却、除湿、加熱、加湿のために、冷水チラーとボイラーで多くのエネルギーを消費していますが、冷水・温水を1台で供給できるCO₂ヒートポンプを用いることにより、蒸気のエネルギーコストを大きく抑えることが可能です。夏場と中間期は、外気処理に必要な冷水をヒートポンプから供給して除湿、その後の加温にはヒートポンプがつくった温水を利用することができます。また、冷水が不要でかつ加湿が必要な冬期は、加熱単独運転に切り替えてクリーンルームに必要な温度に乾いた外気を持ち上げた後、蒸気で加湿すれば蒸気使用量を削減することが可能です。

冷却・加熱・洗浄や乾燥にもヒートポンプ

冷水・温水を同時に取り出すことができるCO₂ヒートポンプ「ユニモ WW」や「ユニモ AWW」は、調合窯や反応窯加熱用蒸気ボイラーや、その後の冷却に用いる冷凍機の負荷低減に有効です。さらに、釜の洗浄のための給湯や、乾燥のための熱風供給もCO₂ヒートポンプで行うことができます。100℃以下のお湯をつくる場合、ボイラーと比較するとCO₂排出量は約1/3に、ランニングコストも50%から70%削減可能です。

デシカントのランニングコスト削減

デシカント型除湿機(ケミカル式吸着型除湿機)を入れて空調を行っているところは、冷凍機で冷却しながら電気ヒーター等の別の熱源を用いて加熱を行う場合が一般的であり、多くのエネルギーを消費しています。ヒートポンプを使うことにより、冷却と加熱を同時に取り出すことができ、CO₂削減とランニングコストの削減が可能になります。デシカントをすでに導入されている場合は熱風発生ヒートポンプを取り付けるだけで、効果を出すことができます。

ヒートポンプによる除湿システム

保管や凍結など低温も自然冷媒で

マエカワでは様々な温度帯に対し、アンモニアやCO₂、空気など自然界に存在する物質を冷媒に用いた冷凍機を開発しています。薬品合成時の反応熱の除去、遺伝子や薬品の低温保管、血液凍結など、それぞれに必要な温度にあわせて適切な自然冷媒冷凍機を提供いたします。

空気・水両熱源エコキュート ユニモ AWW

空気熱源と水熱源の利点を融合
熱源切換エコキュート

水熱源エコキュート ユニモ WW

温水と冷水を同時供給する
高効率ヒートポンプ

CO₂ヒートポンプ式デシカント除湿機 chris(クリス)

低温環境下の結露の悩みを解決

空気冷凍システム PascalAir(パスカルエア)

空気がつくる超低温

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