乳製品・アイスクリーム | 株式会社前川製作所

様々な乳製品プロセス負荷に、いつでも安定した高効率冷却を

乳業工場ではタンク冷却や殺菌後の冷却等で多くの低温チルド水が使われます。これらチルド水の製造には冷凍機での消費電力が大きな割合を占めています。これらチルド水製造をより高効率に、より低温で安定した温度で供給するために、マエカワではスラリーアイスを利用した過冷却製氷システム「SLEET」を提案しています。また、市乳・ヨーグルト・チーズ・アイスクリームといった様々な生産プロセスの熱負荷に合わせて、高効率な最適運用を目指してお客様に満足していただく設備を構築します。

アイスクリーム硬化トンネル

エージング、フリージング工程を経た滑らかなアイスクリームの品質を安定化させるためには、充填後すぐに-30℃以下まで急速に冷やし込み硬化させることが重要です。マエカワでは、スパイラル型、ストレート型の各種硬化トンネルをラインアップしており、冷凍設備とあわせて、設備スペース、生産量、環境性などのトータルコーディネートで対応可能です。

冷蔵庫・急冷室・硬化トンネルを除湿技術でよりクリーンに

乳業工場に併設した冷凍・冷蔵庫内の外気混入による床濡れやデフロストの多発などでお困りのお客様に、ヒートポンプ式除湿機を活用した高効率な除湿システムをご提案します。またアイスクリームの硬化トンネルでの水分量をコントロールするLTO（Long Term Operation System）をオプション導入することにより、庫内温度-45℃の低温化でも霜取りのために運転をとめることなく、硬化トンネルの能力を低下させずに最長6日間の長時間連続運転を可能にします。安定した生産管理をもたらし、生産量の増加と待機コストの抑制を実現することができます。

生産効率や工場の拡張性も考慮したフードプロセスエンジニアリング

生産効率、動線、衛生性など、食品工場の生産ラインのプランニングには様々な配慮が必要です。マエカワは多種多様な食品工場に機器や生産ラインを納入してきた実績を元に、熱と食品の関係を熟知した独自のエンジニアリング技術で、お客様の特徴に合わせた生産ラインをプランニングします。部分最適から全体最適まで、さらに工場の拡張性も考慮した提案も可能です。ラインの設計、製作、施工管理までを一括して提案します。