サステナビリティ

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本社ビル

前川製作所は創業以来、自然界に存在する物質「自然冷媒」を採用した「冷熱技術」を核にさまざまな事業分野に取り組み、ノンフロン、食の安定供給、省力化などの社会課題に応えてきました。
その活動はミッションに掲げる私たちのありたい姿そのものであり、これからも追求し続けていきます。
当社は、社会で必要とされる会社であり続けるために文化と技術を磨き上げ、皆さまとの連携・協働のもと事業を通じて主要テーマに取り組み、社会課題の解決を目指しています。

社長メッセージ

ミッションに基づく社会課題解決への挑戦は使命。
企業戦略とサステナビリティ戦略を掛け合わせて
社会課題の解決に挑戦し続けます。

2024年に前川製作所は創業100周年を迎えます。
創業者である「前川喜作」が関東大震災の8ヶ月後、混乱を極める日本で冷凍・製氷技術を通じて社会・人類の役に立つことを志し、前川製作所は船出しました。

船出からおおよそ100年、現代の不確実な世界はまさに「前川喜作」が生きた時代と重なっていると言えるでしょう。私はそのような時代だからこそ創業の志を忘れず、社会課題への挑戦を続けていくことこそ、当社の使命だと考えています。この時代に我々の果たすべき社会貢献は何か、人が成長しながら事業を継続し、生き続けていくとはどういうことなのかを考え、その上で社会課題となっている気候変動への対応や多様性の確保といった課題に対し積極的に関与していきたいと思います。

この度「持続的な企業価値の向上」と「社会課題の解決への挑戦」の両立を目指し「ミッション」に軸足を置いた「サステナビリティ方針」を制定しました。
サステナビリティ方針は、ガバナンスの強化と安全を重視した企業活動を土台に「自己を開発」「技術を革新」「人類に奉仕」をスパイラルアップさせることで企業価値を向上させ、社会課題の解決に持続的に挑戦することとしています。この実現に向けて中期事業計画にサステナビリティに関する課題を取り入れて活動を進めます。

私たちはこれからも創業時から受け継いでいる「人類に奉仕する」という精神を守り、ステークホルダーであるお客様、取引先様、従業員、地域社会との対話や協働を重ねて、社会課題の解決に向けて技術開発に取り組みますので、今後の展開に期待していただきたいと思います。

代表取締役 社長執行役員

ミッション

我々は企業を通じて、日々自己を開発する

我々は企業を通じて、日々技術を革新する

我々は企業を通じて、日々人類に奉仕する

サステナビリティ方針

前川製作所のサステナビリティ方針は「ミッション」の考えを基本として、ガバナンスの強化と安全を重視した企業活動を土台に「自己を開発」「技術を革新」「人類に奉仕」をスパイラルアップしながら繰り返し、以下を実践することで持続的な企業価値の向上と社会課題の解決に挑戦し続けます。

公正かつ安全な事業活動を遂行し、持続的発展を目指します

従業員の持続的な成長と働きがいを追求します

熱と省力技術で未来を創造します

社会課題の解決に挑戦し続けます

サステナビリティに関連する方針

サステナビリティ推進体制とマネジメント

サステナビリティ活動に関する方針や施策を審議する機関は担当委員会・本部等としています。
各委員会・本部等は、「サステナビリティ推進事務局」と協議し、取締役会や経営会議に報告・答申を行い、取り組みの展開の中心的役割を担います。
サステナビリティ推進事務局は、ESGに関する取り組みを各委員会、本部等と協議、課題整理を行い、全社の活動状況や成果を発信すると同時に社会課題の把握やステークホルダーからの問合せ等に応えていきます。

サステナビリティ推進体制

主要テーマと関連する委員会、部門

環境対策委員会
  • 事業活動から排出されるCO₂の削減
  • 環境負荷の低減
コーポレート本部
  • 多様な人材が活躍できる働き方と職場環境の整備
  • 人材育成、担い手の確保
  • 内部統制の強化
中央安全衛生委員会
  • 労働安全衛生の強化
  • 従業員の心身の健康確保
購買本部
  • 持続可能な調達
品質保証ブロック
  • 品質管理の徹底
コンプライアンス委員会
  • コンプライアンスの徹底
リスク管理委員会
  • リスクの把握と対応
情報セキュリティ委員会
  • 情報セキュリティ対策の強化

サステナブル工場の実現を目指して

CO₂排出量実質ゼロへ
地球にやさしい脱炭素工場