過冷却製氷システム SLEET(スリート)
みぞれの力で低温チルド革命
SLEETは、過冷却製氷方式にてシャーベットアイスを製氷、蓄熱を行い0℃に近いチルド水を高効率に供給するシステムです。
従来の蓄熱設備と比較して、製氷時の氷による熱抵抗が少なく、高効率な製氷方式です。
生成されたシャーベットアイスは、解氷特性に優れているため、高負荷時にも安定した低温水を供給することが可能です。
- ※過冷却状態とは:水が0℃以下で氷でなく、液体のままの状態をいいます。


主な機能・特長

30%以上の省エネ運転が可能です。(従来比)
負荷変動への追従に優れ、常に低温のチルド水(0~1℃)を供給します。
未利用時間帯を利用した氷蓄熱が可能です。
高負荷時には、より効率的なチラーとして運用することができます。
従来機よりもさらにコンパクトなため、リニューアルにも対応可能です。
自然冷媒(NH3)を採用。
(GWP)地球温暖化係数 <1
(ODP)オゾン層破壊係数=0
システムフロー図
![[図]](img/flow_01.png)
適応分野
乳飲料工場のプロセス冷却
- 牛乳、豆乳、清涼飲料、ビール、醸造など
食品工場の製品冷却
- 麺、豆腐、野菜、鮮魚、食肉など
薬品・食品工場などの蓄熱型冷房設備
- 化学製品、薬品、食品工場のクリーンルームなど
メディア
飲料総合専門誌ビバリッジ ジャパン(ビバリッジ ジャパン社) 2010年7月号
- Field Reportでカルピス群馬工場様に導入いただいた過冷却チルド水供給システムが紹介されました。