食品工場向け実機テスト
お客様の「やりたい」に徹底的に応えるテストサポート
お客様の品質・運用の要望に応えるべく、
マエカワはテストを通じて最適な機器設計をします。
食品凍結は、マエカワの長年の経験と対応力にお任せください
あらゆる食材に対応します
経験豊富な食品分野の専門家が、お客様の商品にあわせた最適なテストをサポートします。
-
冷凍うどん
-
冷凍チャーハン
-
冷凍パン生地
-
焼成パン
-
生ハンバーグ
-
コロッケ
-
餃子
-
魚フィレ
-
野菜(バラ化)
-
果物(バラ化)
-
アイスクリーム
-
ちくわ
-
かまぼこ
-
鶏肉
-
洋菓子
-
弁当
-
寿司
-
卵焼き
-
ハム・ソーセージ
-
カット豆腐
-
春巻き
-
グラタン・ドリア
-
チーズ
-
パスタ
-
スープ
-
唐揚げ
-
たこ焼き
-
ピザ
テスト可能な項目
お客様の実際の生産ラインを再現するために、様々な条件でテストが可能です。
-
加熱テスト
スチーム加熱、ボイル、オーブン、焼成など、条件に合わせてテストすることが可能です。
-
冷却テスト
加熱後の粗熱取りや製品に合わせた最適な冷却テストが可能です。
-
凍結テスト
製品、処理量、設置スペースなど条件に合わせて、ストレート型、スパイラル型、コンタクト型、IQFなどタイプ別試験が可能です。
-
解凍テスト
低温高湿度による解凍、温風による解凍のテストが可能です。
-
長期保管テスト
野菜や果物の長期保管テストが可能です。散水式と水を使わない方式の2つをご用意しています。
-
搬送装置・コンベアテスト
異物検出装置「W*GINGA」や省スペース型パレタイジングロボット「ぱれロボ」のテストが可能です。また食材に合わせて乗継等のテスト対応もいたします。
一連の流れでテスト
解凍、加熱、冷却、凍結の工場での加工の一連の流れをテストすることで、最終的な品質検証が可能です。
冷却・凍結テストのフロー
-
01
ヒアリング
お客様の商材情報や、品質上の条件、生産量等をお聞きし、更にご要望や課題についてお伺いします。
-
02
テスト方法検討
ヒアリングの内容を踏まえ、過去の豊富な実績に基づき、最適なテスト方法を検討します。
-
03
冷却・凍結前の製品状態を再現
スチーム加熱、ボイル、オーブン、焼成などお客様のあらゆる調理方法を再現できます。また恒温槽にて冷却・凍結前温度を調整します。
-
04
冷却・凍結
さまざまなラインアップのフリーザーでテスト可能です。ご希望の温度の再現が可能で、風速や風量の調整も可能です。製品は、温度ロガーセンサーを用いて、表面や芯部など必要な箇所の温度記録計測を行います。
-
05
あらゆる角度の評価
温度変化はもちろん、冷却・凍結後外観、歩留まり率、味や食感等総合的な品質確認を行います。冷却・凍結後製品を解凍及び再加熱し品質確認も可能です。
-
06
ご満足いただける結果を目指して
お客様からの要望に応えるため、納得がいくまで何度も検証いたします。技術研究所の食品チームと協力しながら、氷結晶の状態、サーモグラフィ、風の流体解析等の専門的な見地を通して、食品分野のプロとして最後までサポートいたします。
-
07
最適な機器選定
テストデータとお客様からのヒアリング情報をもとに、機器設計に入ります。営業・設計・製造・サービスが一体となり、お客様の希望する最適なシステムをご提案をいたします。
テスト可能機器
テスト項目 | テスト機器 | 範囲/製品 | ||
---|---|---|---|---|
守谷工場 | 東広島工場 | 焼津営業所 | ||
凍結・冷却 | サーモジャックフリーザー | 〇 | 〇 | 〇 可搬※1 |
サーモジャックRey | 〇 | - | - | |
IQFラインフリーザー | - | - | 〇 可搬※1 |
|
コンタクトフリーザー | 〇 | - | - | |
バッチ式フリーザー | 〇 | - | 〇 | |
解凍 | ハイパーフレッシュ | 〇 | - | - |
バッチ式フリーザー | 〇 | - | - | |
長期保管 | スーパーフレッシュ | 〇 | - | - |
スーパーフレッシュゼロ | 〇 | - | - | |
搬送装置 | W*GINGA(ダブルギンガ) | 〇 | - | - |
パレタイジングロボット 「ぱれロボ」 |
〇 | - | - |
※1 可搬機の提供出来るエリアについては、適宜ご相談ください
よくあるテスト課題
Q.凍結方法の比較テストは可能ですか?
急速冷却装置、バッチ式冷凍装置、恒温槽など幅広いテスト機を取り揃えており、同時テストすることで比較が可能です。
Q.生餃子が凍結時に割れてしまいますがどうしたら良いでしょうか?
スリットの形状や高さ、庫内温度、風向きや風速、時間を調整しながら、満足のいく品質になるまでお付き合いします。
割れあり
割れなし
Q.製品の表面を綺麗なまま冷却できますか?
スリットの形状や風速調整により具材の飛散や表面凍結がない冷却が可能です。
またカメラを同時に流して画像を見ることで、より最適なプログラム構築に貢献します。
Q.ラーメンのスープ(液体)と具材を一緒に凍結することは可能ですか?
お客様の現場の運用方法をヒアリングしながら最適な凍結方法を検討します。
例えば、スープを1次凍結後、具材を載せた2次凍結の実績もあります。
1次凍結前
1次凍結後
2次凍結前
2次凍結後
Q.液状態の製品を硬化、凍結したいけどどうしたら良いでしょうか?
スチールベルトを使用することで、最適な冷却・凍結ができます。
Q.サイズが大きい凍結品も解凍できますか?
ハイパーフレッシュ解凍機で牛肉ブロック等の大きい製品の解凍実績があります。
ご希望の解凍時間に合わせた解凍プログラムを組みます。テストはオーバーナイトも可能です。