概要
IQFラインフリーザーは、製品のバラ化凍結ニーズに最適な装置です。1stコンベアで、製品をバラ化させながら表面凍結させ、2ndコンベアで、多層に積載して完全凍結させます。ブロック凍結よりも急速に凍結できるので、コンパクトな設置スペースが実現できます。
野菜、果物、魚介類、惣菜等、幅広い商材の実績があります。
選ばれる理由

独自のバラ化技術で更なる急速凍結を実現
下面からの強力な風と、振動装置による物理的な力を組み合わせ、より高品質なバラ化ならびに急速凍結を実現します。エビなどの水分が多く、粘り気が有る製品であっても、確実にバラ化凍結が可能です。
省スペースによりファン台数を削減
1stコンベアで、製品の表面凍結し、2ndコンベアで多層に積層することに加え、振動による急速凍結効果でフリーザーの機長を短くすることができます。また単に省スペースだけでなく、ファン台数を減らせるため省エネルギーにも繋がります。


自然冷媒に対応し、温室効果ガス排出削減に貢献
オゾン層保護や地球温暖化防止の観点から、HFC等の代替フロンから環境負荷の低い冷媒への転換が求められています。マエカワは自然冷媒冷凍機ユニットとフリーザーのどちらも製造している国内唯一のメーカーであるため、お客様のご要望に合わせた最適な冷却システムを構築できます。また全国各地の気候や使用状況に合わせて、水冷式・空冷式どちらの冷凍機ユニットも選択可能です。
自然冷媒と省エネルギー効果により、お客様の温室効果ガス排出量削減に寄与します。
スペック
庫内温度 | -35℃(標準) | ||
---|---|---|---|
目安処理量 | 650~2,000kg/h※1 | ||
ベルト幅 | 813mm ※有効幅:720mm |
||
有効冷却長 | 4,000~12,000mm(2,000mm刻み) | ||
対応冷媒 | 自然冷媒(CO₂、アンモニア等)/HFC(R448A等) | ||
対象商材 | カット野菜や果物、魚介類(バラ化製品) | ||
オプション | エアーデフロスト装置 CIP洗浄装置 |
※1 エンドウ豆凍結を想定(+10℃→-18℃以下)
- 上記仕様は標準の範囲内です。
- ご商材・設置場所を踏まえ、最適なものをご提案しますのでお気軽にご相談下さい。
生産効率や工場の拡張性も考慮したフードプロセスエンジニアリング
生産効率、動線、衛生性など、食品工場の生産ラインのプランニングには様々な配慮が必要です。マエカワは多種多様な食品工場に機器や生産ラインを納入してきた実績を元に、熱と食品の関係を熟知した独自のエンジニアリング技術で、お客様の特徴に合わせた生産ラインをプランニングします。部分最適から全体最適まで、さらに工場の拡張性も考慮した提案も可能です。ラインの設計、製作、施工管理までを一括して提案します。

全国54拠点でお客様のそばでサポート
お客様がお困りの際にすぐに対応できるよう、
マエカワのサービス拠点は全国各地に広がっています。
お客様ごとのサービス履歴をお客様に一番近い拠点で保管・管理し、
お客様のプラントの特徴を各サービスマンが共有しています。
