サステナビリティ

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本社ビル

前川製作所は創業以来、自然界に存在する物質「自然冷媒」を採用した「冷熱技術」を核にさまざまな事業分野に取り組み、ノンフロン、食の安定供給、省力化などの社会課題に応えてきました。
その活動はミッションに掲げる私たちのありたい姿そのものであり、これからも追求し続けていきます。
当社は、社会で必要とされる会社であり続けるために文化と技術を磨き上げ、皆さまとの連携・協働のもと事業を通じて主要テーマに取り組み、社会課題の解決を目指しています。

社長メッセージ

社会課題解決への挑戦は使命。
社会貢献を続けていくことはもちろんのこと、
事業を継続する発想力と実行力に磨きをかけていきます。

2024年5月15日、前川製作所は創立100周年を迎えました。 当社が1世紀もの間、事業を継続し発展できたのは、先人たちによる幾多の困難への挑戦とたゆまぬ努力、そしてお客さまをはじめとするステークホルダーの皆様からのご支援の賜物です。改めまして心から感謝申し上げます。

創業者である「前川喜作」は、「類まれな先見の明」「徹底した合理主義」「勇敢さと慎重 」「強烈なリーダーシップ」を持ち合わせた人物でした。明治から昭和に至る時代の荒波に吞み込まれながらも、そのたびに従業員とともに立ち上がって事業を発展させただけでなく、その過程で手にした資産を社会の発展に向け惜しみなく注ぎ込みました。私たちはこれからも、創業時から受け継いでいる「人類に奉仕」することを常に意識し、現状に満足することなく、技術を磨き、モノづくりに情熱を注ぎ、そして次の100年に向けた「新たな挑戦」と「社会課題の解決」をグローバルに実行していきます。

そのためには、人財育成と多様な働き方の推進および環境配慮型社会の実現に貢献できる製品開発を加速することが重要経営課題の一つであると認識しています。私は、これらを推進していくため各本部と密に連携し、その過程を通して、技術や知識を高め、人格を磨き、多様な価値観を持つ従業員全員が「働きがい」を持って働くことができる「より魅力的な会社」へ進化させることを目指します。

サステナビリティを推進し、未来に向け目標を掲げて挑戦していく当社に対し、引き続き、ご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

代表取締役 社長執行役員

ミッション

我々は企業を通じて、日々自己を開発する

我々は企業を通じて、日々技術を革新する

我々は企業を通じて、日々人類に奉仕する

サステナビリティ方針

前川製作所のサステナビリティ方針は「ミッション」の考えを基本として、ガバナンスの強化と安全を重視した企業活動を土台に「自己を開発」「技術を革新」「人類に奉仕」をスパイラルアップしながら繰り返し、以下を実践することで持続的な企業価値の向上と社会課題の解決に挑戦し続けます。

公正かつ安全な事業活動を遂行し、持続的発展を目指します

従業員の持続的な成長と働きがいを追求します

熱と省力技術で未来を創造します

社会課題の解決に挑戦し続けます

サステナビリティに関連する方針

サステナビリティ推進体制とマネジメント

サステナビリティ活動に関する方針や施策を審議する機関は各委員会・本部等としています。
各委員会・本部等は、「サステナビリティ・リスクマネジメント推進室」と協議し、取締役会や経営会議に報告・答申を行い、取り組み・展開の中心的役割を担います。

サステナビリティ・リスクマネジメント推進室は、ESGに関する取り組みを各委員会、本部等と協議、課題整理を行い、全社の活動状況や成果を発信すると同時に社会課題の把握やステークホルダーからの問い合せ等に応えていきます。

サステナビリティ推進体制

「マテリアリティ、主な取り組み」と関係する組織

マテリアリティ(重要課題) 主な取り組み 関係組織
E 技術開発のスピードアップ
  • 評価試験の制御自動化・運転無人化による技術開発のスピードアップ
技術企画本部
環境負荷低減と脱炭素社会実現への貢献
  • 全社GHG排出量の削減可能な該当項目(Scope1、2、3)の見極め、可視化
  • 2030年GHG排出量目標(Scope1、2)と2024年GHG排出量目標(Scope1、2)の設定
環境対策委員会
S 人財開発・育成と担い手の確保
  • スキルマップによる計画的でスピーディーな人財育成とキャリアプランの明確化
  • デジタル基盤強化等による業務効率・質の向上
コーポレート本部
多様な働き方への対応
  • DE&Iの推進(女性活躍、仕事と育児・介護等との両立)
コーポレート本部
労働安全衛生の強化
  • 類似災害の再発防止
  • 安全で働きやすい職場環境の実現
  • 健康経営の推進
中央安全衛生委員会
コーポレート本部
品質の確保と向上
  • トラブルクレームの未然防止、早期解決、根本的な再発防止、体制の継続的な改善の強化
品質保証室
サステナブル調達
  • ESG課題に配慮した調達先との取り引きによる持続可能な安定調達
購買本部
G 実効的な内部統制の実現
  • 社内ルール・規程等の整備と内部監査等によるガバナンスの強化
コーポレート本部
内部監査室
コンプライアンスの浸透と意識の向上
  • ハラスメント/贈収賄関連/独禁法関連/人権関連/補助金業務の周知
コンプライアンス委員会
情報セキュリティ対策の強化
  • IT投資計画に基づくセキュリティ関連インフラの導入
情報セキュリティ委員会

サステナブル工場の実現を目指して

CO₂排出量実質ゼロへ
地球にやさしい脱炭素工場