環境を守りながら省エネルギーを実現する各種機器
高効率に冷温熱を作る技術で高品質な製品作りに貢献いたします。ハムやソーセージの原料となる肉への徹底した温度管理は製品作りに欠かせない要素です。工場内空調や製品冷却に必要な冷熱をつくる優れた安全性と省エネルギー性を併せ持つ高効率冷凍機や、電力の安価な夜間に蓄熱して日中の電力ピークを抑えつつ、一定温度の冷水を安定して連続供給する過冷却製氷システムなど、製品の品質保持や作業者に優しい環境づくりのために必要な熱を提供する機器を、環境に配慮した自然冷媒機器でご提案いたします。また、洗浄用に大量に使われる温水の供給についても冷水と温水の同時取り出しも可能な高効率給湯システム「ユニモ AWW」を採用することで脱炭素を実現しながら必要なときに必要な量の冷温水をお使いいただくことが可能です。
高効率自然冷媒冷凍機
低温温湿度制御による結露のない作業環境の実現
食品工場では生産終了後の機器洗浄や床面洗浄にたくさんのお湯が使用されています。衛生的に生産を行うためには翌日の操業開始までに生産設備機器や床面を乾燥させておく必要があり、その課題を解決する有効な手段が求められていました。マエカワのCO₂ヒートポンプ式デシカント除湿機「chris」は、工場内に導入することで低温下での除湿コントロールを可能にします。環境に負荷をかけずに、床や生産機器、場内にある精密機器への結露を防止し、安心安全な生産環境を作り出します。除湿空調による衛生的で体感温度が快適な作業環境が保たれる他、残留した洗浄水が原因で起こる漏電といった電気系のトラブルも防ぐことができ、生産機械の保全にも有効です。
床面ドライ事例
設備保全担当者の作業負荷を軽減する中央監視システム
工場全体の低温空調・冷凍・冷蔵設備の運転状況を一つの場所から見守る「中央監視システム」で工場内のエネルギー環境をチェックしながら常に効率的な運転を維持し続けることができます。警報や温度の管理も一箇所で行えるため、現場からの温度調整要望にもタイムリーに対応することができるなど、現場ごとの連携も取りやすくなります。警報やエラーが出た際やトラブル時も複合的に原因を探ることができるため、設備保全機器担当者の作業負荷軽減が期待できます。
中央監視システム画面
事例紹介・納入実績
Mayekawa
生産効率や工場の拡張性も考慮したフードプロセスエンジニアリング
生産効率、動線、衛生性など、食品工場の生産ラインのプランニングには様々な配慮が必要です。マエカワは多種多様な食品工場に機器や生産ラインを納入してきた実績を元に、熱と食品の関係を熟知した独自のエンジニアリング技術で、お客様の特徴に合わせた生産ラインをプランニングします。部分最適から全体最適まで、さらに工場の拡張性も考慮した提案も可能です。ラインの設計、製作、施工管理までを一括して提案します。
お客様の「やりたい」に
徹底的に応えるテストサポート
お客様の品質・運用の要望に応えるべく、マエカワはテストを通じて最適な機器設計をします。
凍結・冷却、解凍、長期保管、異物検出やパレタイジングなど各種ご用意しております。