高効率自然冷媒冷凍機 NewTonのサービスに関して

アンモニアシステムで漏洩が多い箇所のバルブのグランド、圧縮機のメカニカルシール部、ガスケットフランジ部のそれぞれの漏洩対策として、ベローズ弁の採用、半密閉モーターの採用、密閉性がより高いガスケットを採用することによりより漏洩対策をしています。

NewTonは、4G回線を利用した通信アダプターを標準装備しています。この通信アダプターを利用した遠方監視システムが構築されていますので回線工事は必要ありません。

NewTon用圧縮機には、IPMモーターを搭載しています。IPMモーターは、誘導モーターと比較して60%小型になり、効率が5～10%向上し、高速回転が容易になります。

NewTonの熱交換器は、シェル＆プレート型熱交換器を採用しています。その特徴は、従来のシェル＆チューブ型に比べ熱交換できる面積が広がり、小さな温度差でも熱交換が可能です。そのため、小型化軽量化が可能になります。

圧縮機の整備周期の推奨時期は、5年または運転時間40,000時間ですが、NewTonは、圧縮機の振動を常に確認できるので適切なタイミングで圧縮機整備を行うことができます。

現在のNewTonは、圧縮機の駆動に高調波がでないマトリックスコンバーターを採用しています。高調波対策は、必要ありません。