概要
骨付きもも肉を機械に投入するだけで、骨と正肉に分離し、人手同等の歩留まりを実現します。マークⅡでの実績をもとに、カット調整を容易化し、交換部品を少なくすることで、メンテナンス性を向上させました。本体の外形寸法がマークⅡと同等なため、簡単に更新や併用に対応でき、大幅なラインの改造が必要ありません。マークⅡの正肉品質をそのまま維持し、処理能力と歩留まりを向上させ、さらなる効率化を達成します。また装置内部は温水洗浄、薬剤殺菌可能な構造です。
選ばれる理由
個体差に合わせた最適カット
骨付きもも肉の全長と膝関節位置の2段階の計測機能により、毎回最適な位置でカットできます。骨肉最終分離機能を改良したことにより、さらに高歩留まりでの処理が可能になりました。
自動化で投入作業や運用管理をサポート
オプションのトリダス集中監視システム「TAScall(タスコール)」で歩留まり管理や安定生産をサポートでき、トリダス自動投入ロボットシステムを組み合わせることで、人手に頼らざるを得なかった投入作業の自動化も実現しました。
スペック
能力 | 最大1,200本/h(左右専用機) | ||
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原料 | チキン骨付きもも肉(250~550g/本) | ||
電源 | 三相 AC200V 50Hz/60Hz | ||
消費電力 | 6kW | ||
給水 | 0.15MPa 0.5ℓ/min | ||
圧縮空気 | 0.5MPa 400ℓ/min | ||
外形寸法 | W1,430×L1,330×H2,924mm | ||
製品重量 | 2,300kg | ||
オプション | オートローダーシステム トリダス集中監視システム 本体予洗い装置 特種鶏処理仕様 丸刃カッター研磨機 直刃カッター研磨機 |
生産効率や工場の拡張性も考慮したフードプロセスエンジニアリング
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