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株式会社 前川製作所

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ニュース 2012年

[プレスリリース]

吸着冷凍機「AdRef-Noa-L(アドレフ・ノア・エル)」発売について

2012年4月18日

リリース全文 (PDF:423kB)[PDF]

株式会社前川製作所(以下マエカワ)は、世界で初めて50~60℃の温水を利用して12~20℃の冷水をつくる吸着冷凍機を開発・商品化に成功し、「吸着冷凍機『AdRef-Noa-L(アドレフ・ノア・エル)』」として平成24年4月17日より発売を開始いたします。

吸着冷凍機「AdRef-Noa-L(アドレフ・ノア・エル)」

吸着冷凍機は、機械的圧縮機を使わず固体吸着剤が冷媒である水を吸脱着する力を利用し、排熱や太陽熱に代表される自然エネルギー等の温熱を駆動源として冷熱を発生するノンフロンの産業用冷却・冷房装置です。本体動力として電力をほとんど使用しないため、CO2排出量削減を実現し、未利用エネルギー、再生可能エネルギーの利用を促進する冷却・冷房装置として各産業界の冷却システムとして徐々に普及しています。

今回発売する「吸着冷凍機『AdRef-Noa-L(アドレフ・ノア・エル)』」では、マエカワの要請を受け三菱樹脂株式会社が開発した低温でも非常に効率よく水蒸気を吸着・脱着する特徴をもった新しい機能性吸着剤であるゼオライト系機能性吸着剤「AQSOA(FAM-Z05)」を使用することにより、世界で初めて50~60℃の温水(熱源)より12~20℃の冷水を取り出すことが可能になりました。

既存の吸着冷凍機では冷水の製造に60℃以上の温水が必要でしたが、本製品の場合、使用する温水(熱源)の温度を55℃前後に設定して冷水16℃を安定的に取り出すことができるため、これまで利用できなかった低温排熱・低温水の利用を可能にし、未利用だった生産工場のプロセス排熱の利用促進や、再生可能エネルギーである太陽熱の利用時間の拡張を実現いたします。

実際、フィールドテストでは温水供給温度58℃、冷水取出し温度16℃で冷熱出力80kW以上を達成しました。

マエカワは、60~80℃温水(熱源)利用の「AdRef-Noa(アドレフ・ノア)」に加え「AdRef-Noa-L(アドレフ・ノア・エル)」を、低温利用型吸着冷凍機として工場排熱を用いたプロセス用冷水供給装置や冷房装置に最適な環境対策機器・省エネ機器として、国内・海外ともに積極的に展開していきます。

本製品は、環境省の「平成22~23年度 地球温暖化対策技術開発等事業」の一環として開発しました。