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株式会社 前川製作所

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マエカワで働く

研究・開発

技術研究所
基盤技術開発グループ所属

山下 廣典

大学院/機械システム工学専攻出身
2004年入社

計算通りいかないことを仲間とともに1つずつ解決。

入社してから6年ほど経ち、所属するグループは何回か変わりましたが、基本的な仕事は変わらず、6年通してスクリュー圧縮機のローターに関するものがメインとなっています。

ローターは3次元曲面からなる特殊な形状をした歯車の一種であり、まず噛み合うことが前提条件となるため、ミクロン単位での隙間を設ける形状修整が必要となります。ただし、スクリューローターは圧縮機の中で冷媒の圧縮を行う重要な部品で、その噛み合い部での余分な隙間は圧縮機の性能低下につながるため、必要以上の修整は避けなければなりません。これらの条件を踏まえてローター製作を行うにあたり、製作前の検討や製作後の検証にスクリューローターに関する計算を行うプログラムが必要となります。プログラムの基礎となる部分は、私が入社する前から諸先輩方により作成されたものが長年積み重ねられてきており、私はそれをベースにして機能の追加や改良を行っています。また最近は、ローター歯形の技術を核としたスクリュー圧縮機の性能シミュレーションプログラムの改良改善の仕事を手がけており、技術の幅を広げて行きたいと考えています。

プログラムは毎回同じ答えを出しますが、実際のローター加工において計算通りにいくことはまずなく、様々な要因により毎回微妙に異なる結果(形状)になります。実際にこれまでも、新しい歯形を加工した時に狙った形状にならないという問題が生じたことがあり、その時には加工シミュレーションプログラムを利用して検証を行い、その結果を基に生産技術メンバーと協力して原因を見つけることができました。また、それとは逆に実際の加工結果から、プログラムのもととなる考え方が間違っていることに気付かされることもあります。

思った通りの結果が出ないときはきついですが、時には先輩方からアドバイスを貰い、設計や生産技術のメンバーと協力して一つずつ問題を解決していく時の達成感は大きく、やりがいのある仕事だと思っています。